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リョースアールヴ Ljosálf, リョースアールヴァル Ljosalfar >>関連項目一覧白アールヴ、光のアールヴ、ライトエルフとも。北欧、ゲルマンの神話・伝承の妖精。 対比する存在に闇・黒アールヴのデックアールヴ(スヴァルトアールヴ)がいる。 「エッダ」において天と地の狭間の神秘的な場所にあり、フレイ神が治めているという 「アールヴヘイムAlfheim」にリュースアールヴたちが棲む。 (大気中の第三天国に位置する) 幸せに暮らし優しい性質を持つという。太陽より白いという。 古英語のエルフシャンælfsciene(「妖精の輝き」の意味)は、大変な美しさのことをいう。 太陽の女神ソルは「アルフロダル」(妖精の光線)、「エルフの栄光」などと称され、このアールヴの 美しさを物語る。 人々はバロウや塚にミルクやハチミツなどの貢物を捧げた リョースアールヴの像を幸運の印として側柱に彫刻した。 参考資料 ・北欧神話 (菅原邦城:著 東京書籍) ・古代北欧の宗教と神話 (フォルケ・ストレム:著 人文書院) ・世界の妖精・妖怪事典 (原書房) ・図説妖精百科事典 (東洋書林) 関連項目一覧
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