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メギド Megiddo >>関連項目一覧


メギド ユダヤ、キリスト教の伝承。メギドの丘、メギド山とも。中部パレスチナ、重要なイスラエルの戦いの場所、都市。
古代オリエントの都市で、壊滅した時期もあり、伝承の時期によって位置が異なる場合がある。

ソロモン王以前ではメギド、ウガリト、ビブロス、エリコ、旧ガザ等ある期間姿を消していて、 すさまじい略奪があったと考古学では考えられるという。

サンクトペテルブルグ保管のパピルス第1116号a文書には、ある寛大なファラオが アシュケロン、ハツォル、メギドからやってきた首領たちに小麦とビールの糧食ふるまった、という記事があるという。

「ソロモン王が強制労働を課した事情はこうである。主の宮と王宮、ミロとエルサレムの城壁、 ハツォルとメギドとゲゼルを建てるためであった」と列王記上9章15節に記述が見える。

統一王国ダブデ・ソロモン時代には、 戦略的に最も重要な都市メギドは後にハルマゲドンの野として知られる平原を見下ろす位置にあり、 ソロモンはこの高台に王の軍隊が護りを固める要塞を築いたという。 非常に堅固な城門が立ち、150台の戦車400頭の馬を収容する建物があったという。

考古学ではメギドからはイスラエル人のものではない異教の遺物も発見されているようだ

紀元前722-21頃か、ユダヤ史上最初の大悲劇といわれる サルゴン王によりサマリアやメギドの破壊があった。メギドではすべてが壊され瓦礫の上に新しいアッシリア様式の 建築物が建てられたという。

ユダヤ。キリスト教の伝承のメギドの丘、ハルメギドンHar Megiddon(ハルマゲドン/アルマゲドン)と関連づけられる。

 
関連項目一覧
キリスト教 【文化地域項目】
ユダヤ 【文化地域項目】
ハルマゲドン(アルマゲドン) 【ユダヤ、キリスト教:伝承】

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