幻想世界神話辞典 〜
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テミス Themis >>関連項目一覧ギリシャ神話の、法律,秩序,正義,掟の女神。名前は「掟、慣例」の意味。これの擬人化された神。必然とも。ティタン神族(Titans)。 ゼウスの2番目の妻で、アポロンに予言の術を授けたともいう。 ゼウスとの子、ホーラ(Horae季節)、モイラ(Fate運命)、エウノミア(秩序)、ディケ(正義)、エイレネ(平和)たちの母。 一説にはプロメテウスの母とも。 またテミスは大地(ガイア)の異称という説も。 テミスは、ティタン神族とゼウスの戦いで、ゼウスが勝利すること を子のプロメテウスに教え、ティタンたちをゼウスに従うよう説得させたとも。 これでテミスはティタン神族に属しながらもオリンポスの神々に加わり、預言の女神となった。 アポロンと交代するまでは、 デルフォイの神託はテミスのものであった。 紀元前BC5世紀の古代ギリシア、アテナイの政治家、将軍にテミストクレスThemistoklesがいる。名前は「テミス(法)の栄光」の意味。 海軍力を増強し、ペルシア戦争のサラミスの海戦でペルシア艦隊を撃破した。 参考資料 ・日本大百科全書 (執筆者:伊藤照夫 小学館) ・日本国語大辞典 (ジャパンナレッジ) ・ランダムハウス英和大辞典 (ジャパンナレッジ) ・behindthename.com (Webサイト) 他 関連項目一覧
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