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ガルーダ Garuda >>関連項目一覧


ガルダとも。インド、ヒンドゥー神話の鳥の王。ヴィシュヌの乗り物。別名にラクタパクシャRamtapaksa(赤い翼を持つもの、の意)、 ガルトマーンGaratman(鳥の王、の意)、ヴァイナテーヤVainateya(ヴィナターの子、の意)。 鳥の頭と嘴、赤い翼と爪を持ち、黄金色に輝く人間の体という姿をしている。 蛇を常食とすという。これには母ヴィナターと蛇の一族とのかかわりが関連している。

この物語でのガルーダは強く、ヴァジュラで撃たれてもびくともしなかったが、インドラ神に敬意を払い羽を一枚落とした。 この羽一枚で世界を支えられるという。

ヴィシュヌ神、インドラ神と友情を結んでいる。ヴィシュヌ神はガルーダの強さに敬意をはらい、乗り物になってくれるよう頼んだ。 交換条件で、霊薬なしで不死を手に入れ、描かれるときは神々より高い位置に描かれるようになった。

仏教では漢訳され、迦楼羅(かるら)天、迦楼羅王、金翅鳥といわれる。仏典には須弥山に近づくものは金翅鳥になる (偉大なものに近づくものは偉大になる)という言葉がある。

東南アジアなどヒンドゥー文化圏で人気がある。インドネシアでは国章や航空会社の名前に用いられている。

ガルダの名前を3回唱えれて眠れば夜中に蛇にかまれることはないという。

 
関連項目一覧
インド 【文化地域項目】
仏教 【文化地域項目】
カルラ(迦楼羅) 【仏教:八部衆:鳥】
インドラ 【インド:主神:天、雷】

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