ヘレネス(ギリシャ)の歴史伝承、英雄アカデーモス神 Akademosの神域、聖林。
後にソクラテスやプラトンの対話・講演活動からアカデミー(学園)の語源となる。
紀元前BC385年頃 プラトンが講演していたアテナイ市郊外、
コローノス丘に近いアカデーメイア園(アカデーモスの園)。
英雄アカデモスの聖林。ここにはここには公園、運動場の建物(体育訓練所ギュムナシオン)や
神の祭壇があったようだ。
同志愛を奨めるためのエロースの祭壇があったようだ(他にサモス、スパルタ、テーバイなど多数に)。
自分の愛する友のために命を捧げた、僭主ヒッパルコスを倒した2人を記念したものだという。
プロメテウスの祭壇から市の門まで競争が行われるならわしがあった。 松明捧げて競争おこない人類に火をもたらしたプロメテウス神の恩恵を記念する祭りだった。 火を消さずに走った者が勝者となった。(勝者がいないことも)
後にプラトンの学問活動の拠点となり、さらにプラトン学派はアカデミー派といわれるようになるなど、 学問との関連が強い言葉となり、現代では学園、学院といった意味で使われr。
参考資料
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ギリシア神話〈上〉 (新潮文庫)
・
故事名言由来・ことわざ総解説 (自由国民社)
他
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary