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メリッサ Melissa >>関連項目一覧


ヘレネス(ギリシャ)の神話伝承の女神。名前の意味は「蜂蜜(ハチミツ)」「蜜蜂(ミツバチ)」。 またヨーロッパでの人名(女性の名)。
アマルテアAmalthea の妹で、赤子のゼウスを蜂蜜で育てた。
この語と関連する古英語mildeawは「神酒ネクタルnectar」の意味がある。 ちなみにクロノス神が倒された時、酔わされた酒は蜂蜜酒らしい。(古い時代はワインがなかったらしい) ギリシャ語meli(ラテン語mel)が「蜂蜜」の意味。

またデルフォイの女祭司のひとつのこと。

ゼウスの別名のひとつに「メイリキオス」(蜂蜜で沈静される慈悲深い地底の神)がある。
メリケルテース(蜜を混ぜるもの)という英雄、神もいる。

シソ科ハッカ属の多年草をメリッサという。セイヨウヤマハッカとかレモンバームのこと。レモンの香りがしてミツバチを ひきつけるらしいのでメリッサの名がついた。 メリッサの葉になりたいw

参考資料
ギリシアの神話 (神々の時代) (カール・ケレーニィ:著 植田兼義:訳 中公文庫)
・ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY
・ランダムハウス英和大辞典
・大辞泉 (JapanKnowledge)


 
関連項目一覧
ヘレネス(ギリシャ) 【文化地域項目】
ゼウス 【ヘレネス(ギリシャ):主神】

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