沖縄の伝承における火神。「琉球国由来記」第五によると、御日御月ノ御前、御火鉢之御前、 御タウグラ火神の3つの神霊が祭祀されていたようだ。
また御通し(ウトゥーシ)という儀礼では、自分の祭祀する神を、お鉢の火の神(ヒヌカン)を通して拝むという。 拝所、根所には御火鉢が置かれている。この場合では火神はすべての神に先立つ立場で、 祈願する神へのチャンネルとしての役割を担っていると考えられる。
関連項目一覧
沖縄 (文化地域)
日本 (文化地域)
火 (大項目)
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