日本の歴史上の人物。伝説もある。生没年不詳。平安時代、一条天皇(在位986-1011年)の 頃の陰陽家。
安倍晴明の門人で、藤原道長を呪詛したため 播磨国(兵庫県)に放逐されたと伝えられる。
浄瑠璃『蘆屋道満大内鑑』(享保十九年[1734年]初演)は信田妻伝説を集大成したもの。
信太妻(しのだづま)は、信太の森の白狐が化けた女人 葛の葉姫が、安部保名(あべのやすな)
との間に後の安倍晴明を産み、
秘符と秘玉を与えられ陰陽師となった晴明が蘆屋道満との験比べ、術くらべ
に勝つという話。説経節。
歌舞伎や歌謡もある。
道満は蘆屋宿禰の後裔とされていて、宿禰以来,法道仙人の法術を伝えたとされる。
参考資料
・
日本国語大辞典
・デジタル大辞泉
・世界大百科事典
他
関連項目一覧
安倍晴明 (陰陽師)
日本 (文化地域)
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