日本でのキリスト教布教の初期、
江戸時代の主に九州地方の隠れキリシタンが崇拝した観音像。
マリアに擬した、観音が赤子抱き十字架が配されたものなどがあった。
当時の中国製の赤子を抱いた観音像が残っている。
日本でのキリスト教布教ではマリア像が特に好まれ受け入れられたようだ。 (赤子のイエスを抱くマリア像は、子安観音や、かりていも訶梨帝母[鬼子母神]などとの 連想があったのか)
参考資料
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日本国語大辞典 〔精選版〕 1
・放送大学 (美術史)
他
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary