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ニサン (第1の月 正月,新年) >>関連項目一覧


ユダヤの伝承、ユダヤ暦の第1の月。新年、正月。太陽暦の3月-4月頃で春分正月にあたる。本来農事暦(播種期)としてのものだったらしい。

ニサンの14日に「過越祭(ペサハ Passover)」
15日-21日の7日間に「たねなしのパンの祭り」が 行われる。
『出エジプト記』にもでてくる大事な祭り。
これは祖先が出エジプト、エジプト脱出のさい、たねでパンをふくらませる暇が なかったことから酵母やソーダを使わない種なしのパン「マツァ、マツォット」を作って食べる。

典礼年としては第7月ティシュリ(太陽暦9-10月秋分頃)の1日に新年祭ロシュ・ハシャナもある(祭日)。これは『創世記』の天地創造の時なのだという。 またはアブラハムが神と契約を交わしたことを再確認する「ヨム・ハ・ジカロン」(記憶の日)だという。

「ニサン」はシュメール、バビロニアの月名でも同じで、バビロンの新年祭が行われた。

 
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