ブリテン(イギリス)の「アーサー王伝説」にでてくる騎士たち。円卓の騎士。
アーサー王物語が後世になるにしたがい、ランスロットやガウェイン、ガラハッド、パーシヴァルたちが円卓の騎士として語られるが、 キリストの使徒にちなみ12人の席で13番目が危難の席、といったものは後のもの、または多く伝わる話のひとつ。
円卓(ラウンド テーブル)は席次を争うことをなくすために作られたという。アーサーの父ユーサー(ウーゼル・ペンドラゴン)が持っていたものをグウィネヴィアの父 ログデランス王が持ち、それを娘に持たせアーサー王のもとへ送ったという。
円卓の形についても円盤、リング状、半円などいろいろ言われる。円卓についてはじめて記したというワースによると、円卓の内側に座ったのだという。
円卓に座れる人数もロベールは50人、流布本では250人、ラヤモン(ライアモン)では1,600人と伝わる(7人の王と700人の騎士が席次のことで争い死者をだすまでにいたりアーサー王が作らせたという)。
ウインチェスター城には24つに区分された円卓が残されている。中世以後、この物語上の円卓に模したものが様々つくられた。 ウインザー城のエドワード3世のものは直径200フィートあったという。
アーサー王 | 【ケルト,ブリテン(イギリス):英雄】 |
ラーンスロット | 【ケルト,ブリテン:アーサー王伝説:騎士】 |
ガウェイン | 【ケルト,ブリテン:アーサー王伝説:騎士】 |
パーシヴァル | 【イギリス),フランス:アーサー王伝説:英雄】 |
ウーゼル・ペンドラゴン | 【ケルト,ブリテン:アーサー王伝説:王,英雄】 |
ルーカン | 【アーサー王伝説:騎士,執事】 |
アグラヴェイン | 【アーサー王伝説:騎士,王子】 |
リデルフ・ハイル | 【アーサー王伝説,ウェールズ:王】 |
ブリテン(イギリス) | 【文化地域項目】 |
ケルト | 【文化地域】 |
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary