フランス北部ノルマンディー地方の民間伝承のエルフ、またはいたずら好きな妖精。 本来はネティンと呼ばれたもので人間の子供の相手を好んだという。
馬の尻尾やたてがみがもつれているのは、夜、彼らが馬をのりまわしていたからだという。 またシュヴァル・バヤールという名前の馬もリュタンで、この馬に乗った人間はどぶや泥沼に放り込まれる という。
あるいは、もっと広義にはルー・ガルー(人狼)や悪魔もリュタンの類であるとされる場合もあるようだ。
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