オキクルミとも。また別称アイヌラックルAynu-rakkurとも。アイヌ民族の伝承の英雄、創造神。
日の女神や多くの神々が魔神モシレチク・コタネチクチク・モシロアシタ・コタノアシタに捕らえられたのを救った。
父は雷神カンナカムイとも。母はチキサニ姫とも(チキサニ姫は姉神とも)。
チキサニ姫がオキクルミにもたせた刀は、抜くと火の燃え立つ刀で、さやじりがいつもこげている。
またアツシ(服)のすそがこげているという。
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