幻想世界神話辞典 〜
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オピオン Ophion >>関連項目一覧 オピーオーン、オピーネウスとも。ヘレネス神話の原初の神。名前は「海の老人」の意。混沌の宇宙に何もなく、無の嵐の中から蛇の姿で誕生した。何もない世界だったため目がない。 オピオンが混沌の世界を這い回って、熱を帯びた空気から炎がおこり、その炎の中から月の女神エウリュノメが生まれた。このオピオンとエウリュノメから、太陽や星々が生まれた。オピオンはオリュンポスの神々の王だったが、「オケアノスの海に相手を突き落とした者が勝ち」という取り決めのもと、オピオンはクロノスに海中へ落とされ、クロノスが神々の支配者となった。 関連項目一覧
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