またはペーリ、パリーPariとも。ピアリは英語読みか。イラン(ペルシャ)地域の妖精。白い鳥の翼をもった姿で描かれる。
人のたどり着けない険しい山中の、草花が咲き乱れる「ペリの園」に住んでいる。麝香(じゃこう)、紫檀、白檀、シトロンなどの香りを食べて暮らしているという。
時に、白い鳩の姿で水浴びしに舞い降り、隠れて見ていた男に服を隠されて、帰れなくなり妻になるが10年後、夫の留守に服を取り戻して帰った、という物語もある。
ショッピングモール「イクスピアリ」やその運営会社(株)イクスピアリが、このイラン(ペルシャ)の妖精を名前の由来にしている。
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