古代ローマ神話の曙(あけぼの 夜明け)、極光の女神。対応するギリシャ神名はエーオース Eos。
女神アウロラはバラ色の肌、ブロンドの髪の美神で、太陽神アポロンの妹。
現在呼ばれる極光「オーロラ」の名称はこのアウロラ Auroraに由来する。
18世紀頃から、中緯度の極光がの光に似ているので、アウロラ、オーロラと呼ばれるようになったという。
中緯度では赤いオーロラが観測されるようだ。
なお北極圏以外の低い緯度のヨーロッパでは、この赤いオーロラは
天の炎と考えられたようで、その後のキリスト教社会では不吉の前兆とされた。
参考資料
・日本大百科全書 (執筆者:小口 高 小学館)
・大辞泉 (JapanKnowledge)
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary