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ニダバ Nidaba (ニサバ) >>関連項目一覧


ニザバとも?。シュメール、ヒッタイト神話の、穀物,書記術,学問の女神。
文書の最後に述べているのは、出来事の記録のためだという。

シュメール
人間の想像
 「大神たちは/ 人間が造られた場所に/ ニダバ女神をその場所に配した」(最後の行)
シュルギ王讃歌
 「ニダバ女神に栄えあれ」(最後の行)
グデアの神殿讃歌
 「頭に<   >し/ 手に貴金属の筆を持ち、/
 図面に『よい天の星』を書きいれて、/ 熟考していた乙女は/
 定めし私の妹のニダバです。/ 神殿を建てる上で(従うべき)浄い星のことを/
 彼女はあなたに語ったのです」
アッカド
ギルガメシュ叙事詩
 エンキドゥの説明で「その毛髪はニサバのように<波うっていた>」
アトラ・ハシース物語   (人間の騒ぎが耐えがたくなったエンリルの命令のひとつ)
 「神ニサバをして胸(の乳)を止めさせる[原意:鍵をかける?]がよい」
 「[また]農耕神ニサバの民の豊かさを差しひかえよ」
 「ニサバをしてその胸を背けしめ-」
 「ニサバ[はその胸をそむけてしまった]」
エラの神話
 「神シュムカンとニサバとを国にあなたはつれてゆくべきだ。
 あなたは山々にかれらの豊かさを、海にはその利得をもたらすようにすべきである」
ヒッタイト
 「亦、その下に、ニサバ神の収穫、[葡萄]の実を置いた」


参考資料
古代オリエント集 筑摩世界文学大系 (1)


 
関連項目一覧
シュメール 【文化地域項目】
バビロニア 【文化地域項目】
アッカド 【文化地域項目】
女神 【ユダヤ:建築物】

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