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ワカンダ >>関連項目一覧ワコンダ Wakondaとも。北アメリカ先住民族、ダコタ、スー民族などの平原地域の民族にみられる守護霊、精霊。ワカンとは「強い、神聖な、昔の、霊感をもった、永遠の」という意味を持った言葉だという。またワコンダは「天上の力」の意。 自然のことをワカンタンカン、ワカンタカ Wakantakaと呼び、タンカンはワカンにかかる言葉で「大きい」の意。太陽、月、星などは強力なワカンだと考える。また木や川のようなものにもワカンがあると考える。 守護の精霊ワカンダは動物の姿で現れることが多く、ワシやバッファローであることが多いという。また主神の使いであるワキヤン(サンダーバード)も強力な守護霊だと考えられている。 一人一人、それぞれ自分のワカンダをもっていて、断食や一人だけで馬に乗ってでかけたり、肉体的な試練、苦痛を受けるなどの、場合によってはウィカサ・ワカン(聖なる男)としての経験を含む特別な儀式を行いワカンダを呼び出す。 スー民族の男性は「予見の穴」での4日間の断食が成人扱いを受ける通過儀礼的儀式であり、雷や雷の霊を予見した若者はヘヨカHeyokaというシャマン的、呪医的な立場になる。 関連項目一覧
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