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カミナリノジン 雷鳴の陣 かみなりのじん >>関連項目一覧


かんなりの陣、とも。日本の伝承、歴史上の儀式。平安時代、雷鳴が激しいとき宮中に臨時に設けられた警固の陣。

近衛の大将・次将、または大・中・少将が 清涼殿の孫庇(まごびさし)に伺候(しこう)し、弦打(つるう)ちして(弦を打ち鳴らして) 天皇を守護し、 将監(しょうげん)以下も蓑笠(みのかさ)を着て、紫宸殿(ししんでん)に詰めた。 諸所を警固した。

枕草子の「神のいたう鳴るをりに」に 「神のいたう鳴るをりに 雷鳴の陣こそいみじうおそろし」とある。

弦打、弓を鳴らすことは、悪霊、けがれを払う、物の怪を退散させるまじない(呪い 呪法、呪術)である。

 
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日本 【文化地域項目】
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