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マンザン・グルメ >>関連項目一覧モンゴルの神話伝承の、太陽の女神。月の女神マヤス・ハラと姉妹神。創造神エヘ・ボルハンが天地乖離し、動植物を創造し、 太陽から善良な女神マンザン・グルメ、月から邪悪なマヤス・ハラをつくった。 マンザン・グルメから生まれたものは善良な「西天の神」、マヤス・ハラから生まれたものは邪悪な「東天の神」となった。 西天の最高神ハンハン・ヒョルモスはマンザン・グルメの甥で、東天の最高神と一騎打ちするとき、マンザン・グルメに助言を求めにきた。 グルメは飲み歌いの大宴会で迎えた。 また孫に英雄ゲセル(ゲシル)がいる。ゲセルが7つの盃をもって訪れた時も大いに飲んだグルメは酔いつぶれた。ゲセルはこれ幸いと 秘蔵の宝を盗んでいった。怒ったマンザン・グルメは盃を天に投げ上げ、自分の母乳をぶちまけた。 これが北斗七星と天の川になったのだという。 天の川には別の話もあり、マンザン・グルメが裂けた空を縫い合わせた跡だという。 参考資料 ・萌え萌え女神辞典 (イーグルパブリッシング) 関連項目一覧
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