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グリム・リーパー Grim Reaper (死神)


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「デス Death」とも。ヨーロッパの英語圏の伝承で、「死」の擬人化。手にかま(scythe)、大鎌を持つがい骨の姿で表される。 日本語では「死神」と訳されるが、神ではない。
またDeathの古語としての意味に「疫病」があるという。

reaperはカマや刈り取り機のこと。1839?年頃の記録で死の象徴とされているものがある。 この後は古英語ripereからきており、hripemannの変形だという。

グリムはオーディンの別名で、死の前兆の警告の精霊、夜の精霊。グリムの項目を参照。
grimは古英語で「激しいfierce、残酷なcruel、野蛮なsavage、ひどいdire、痛いpainful」などの意味。 また、名詞grimaにはゴブリンgoblin、スペクターspecterなどの意味があった。おそらく attribute-name of a god(神の特質的な名前?)だともいう。
「恐怖や心につきまとう精神の形」を意味している語としては1620年代に、 1847年には象徴的、比喩的な死という「グリム・リーパーGrim reaper」が記録にあるという。

この死神にあたる語、ドイツ語では同種の表現を「ゼンゼンマン Sensenmann」(大鎌人)という。
フランス語ではラ・モール la Mort(死)。
他、このMort系の「死」の意味の言葉を使う言葉は イタリア語、ポルトガル語など。

英語のことわざ
Death is the great equalizer.
(死は一切の人を平等にする)
参考資料
・eプログレッシブ英和中辞典 (JapanKnowledge)
・ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY
幻想世界11ヵ国語ネーミング辞典

 
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