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ミサイル missile >>関連項目一覧


ヨーロッパの伝承というにはやや新しいが、1650年代頃からか投げ矢darts、投げ槍javelinsなどの 「武器として放り投げる、または放出されるもの」を意味する呼び名。飛び道具武器。 石投げ器(スリングショット、日本で言えばパチンコの類、あるいは石投げ紐、弾弓)で投げる石も含む。矢や鉄砲も含んだという。
フランス語missile、ラテン語missilis(投げるthrowing、投げつけるhurling)に由来。 さらにmissus(投げる)に由来してるようだ。mittere(送るto send)、missionが同じ由来の語らしい。

1738年頃から「自動推進ロケットself-propelled rocketまたは爆弾bomb」の意味がでてきて、 現代ではご存知の通りの兵器のことである。 1945年からremote guidance projectileという呼び名の誘導発射体または 飛翔体( flying object ,rocket, missile ,projectile)をいう。
ロケット、ジェット推進により高速で飛行する。現代ではコンピュータで弾道計算を行う 壮大な的当てゲームの風がある。

hurlについて補足すると「強く投げる、投げつける」「(悪口などを)浴びせる」 「ハーリング用の革張りのボール[スティック]」「棒,こん棒」 このようなイメージが現代使うミサイルの語の根底にあるのかもしれない。
hurleyはhurlingの意味。
hurlingは「(力を入れて)投げること」 「ハーリング(ホッケーに似たアイルランド球技またはイギリス・コーンウォール地方のフットボールに似た球技」





※現用兵器のミサイル類の名称関連で神話・文化伝承と関係あるものは最下段参照

参考資料
・ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY
・日本大百科全書 (執筆者: 小学館)
・eプログレッシブ英和中辞典 (JapanKnowledge)
故事名言・由来・ことわざ総解説(自由国民社)




 
関連項目一覧
武器 【大項目】
ヨーロッパ 【文化地域項目】
  
トマホーク 【アメリカ先住民投げ斧:ミサイル】
トライデント 【海神武器:ミサイル(潜水艦搭載)】
ポラリス(北極星) 【英語 北極星:ミサイル】
アグニ 【インド火神:ミサイル】
シンクン(神弓) 【英雄武器:ミサイル】
スカッド 【英語 風の名前:ミサイル】
ムスダン 【北朝鮮 地名:ミサイル】
テポドン 【北朝鮮 地名:ミサイル】

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