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ダーナ神族 トゥアハ・デ・ダナーン　Tuatha De Danann　>>関連項目一覧


エリン(アイルランド)神話伝承。10〜12世紀に成立したらしい「侵略の書」(レバ・ガバーラ)によると、アイルランドで興亡を繰り返した 5つの種族の4番目の種族がダーナ神族で、5番目の人間の時代以降の現在に伝わる神々はダーナ神族である。

「トゥアハ・デ・ダナーンTuatha De Danann」は「女神ダナーン(ダヌ)の種族、民」の意味。
トゥアサ・デ・ダナーンとも。
ダーナ神族の太陽神ルーやダーナ神族の王ヌァダが知られる。

第三の種族フィル・ボルグの後、西から魔の雲に身を隠して飛来し、長年アイルランドを脅かしてきたフォモール族Fomor(海の巨人族)を 倒したりしたが、後に地下の神ビレの息子ミレ(ミル)とその子孫ら、マイリージァ族との戦いに負けて、一部は「(丘の)地下」に、また 「ティル・ナ・ノグ」(老いや苦しみのない、青春の地、若常の地)に暮らすことになった。

キリスト教がはいってきた後では、この「島のケルト」の神々は妖精となって伝承が残った。

　
関連項目一覧
ケルト　【文化地域項目】
エリン(アイルランド)　【文化地域項目】

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