北欧神話。世界樹ユグドラシルに9つある世界のうち、人間の住むミッドガルドと、アース神族の住むアスガルドをつなぐ七色の虹の橋。名前は「搖れる道」の意味。
世界の終わりラグナロクの時、炎の巨人スルトなどが、この橋を渡るとき、橋は焼け、砕け、壊れるという。
眼も耳もよい神ヘイムダルが、巨人たちが攻めてこないか、この橋を見張っている。もしもの時は、笛ギャラルホルンを吹き鳴らし、神々に知らせる。
参考資料
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北欧神話 (菅原邦城:著)
・エッダ グレティルのサガ ちくま文庫 (松谷健二 訳)
・ギリシャ神話 付 北欧神話 (山室静:著)
他
関連項目一覧
ギャラルホルン (北欧神話:ヘイムダル神の笛)
スルト (北欧神話:炎の巨人)
ラグナロク (北欧神話:世界の終わり )
ゲルマン、北欧神話 (文化地域)
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary