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雨竜 雨龍 あまりょう、あまりゅう、うりゅう、うりょう (伝承、家紋、地名)

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 古いよみがなでは「あまれう」「アマリャウ」。螭竜。中国の想像上の動物で、雨を起こすという。龍の一種でトカゲに似るという。大形で角が無く尾は細く全身黄色。

日本の家紋の龍紋の一種に「雨龍」がある。  

日本の地名としての「雨竜」(うりゅう)は、北海道の雨竜川付近の雨竜郡雨竜町がある。アイヌ語の「ウリロペツ」(鵜の多い川、の意味)が転訛したという。

浮世草子・世間胸算用-四・四「定まってよいものは今まで見せぬ螭龍(アマレウ)の子」
浮世草子・万の文反故-四・一「将又(はたまた)爰元にて風聞仕候は艮龍(アマリャウ)のこがい御座候よし」

参考資料
日本国語大辞典
・デジタル大辞泉
・国立北海道教育大学サイト

 

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ドラゴン、竜 【大項目】
日本 【文化地域】
中國 【文化地域】

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