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カナシバリ 金縛り かなしばり (不動金縛りの法) >>関連項目一覧日本、仏教の伝承。不動明王の威力により、人の体を、鎖で縛りつけたように全く動けなくしてしまう法。 不動の金縛。 日本語としては、逃げたり動いたりできないように厳重に縛りつけること。 雑俳・住吉御田植-「なんぼ程・くるふきつねもかな縛」(1700年) 浄瑠璃・弘徽殿鵜羽産家-道行「きゃつらかたはしかなしばりにしてくれん」(1715年) または、「金銭を与えてその人の自由を束縛する」こと。 または医学的な意味で、睡眠麻痺(まひ)sleep paralysisのこと。 通常は入眠時幻覚を伴うらしい。体が締めつけられ動かせない。 幻覚は文化によって違い、日本では幽霊、中世ヨーロッパではナイトメア(夢魔)、魔女、 現代アメリカでは宇宙人(異星人[に誘拐される アブダクション])等がよく言われるようだ。 また、この睡眠麻痺がオカルト的、俗伝的に「霊のしわざ」「心霊現象」として 怪談、怖い話などで語られているのが昭和後半からみられたのではないかと筆者は記憶する。 80年代以降か。雑誌、書籍からテレビ番組などでよく見聞きした。 メディア時代の俗伝の研究に期待したい。 ステキな金縛りがあるかはしらないw 参考文献 ・ 日本国語大辞典 〔精選版〕 1 ・大辞泉 (JapanKnowledge) ・情報・知識imidas 関連項目一覧
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