お正月。日本の伝承、習慣。年の初めの月。大変にめでたい。初詣でに神社仏閣に参ったり、 故郷に帰省して家族で集まったりする。最初の3日間、三が日(三箇日)が最も正月らしい。
一日の朝は元旦、元日。初日の出の御来光を拝する人もいる。 新年の最初の水は「若水」といって特別視する。 暮れから元旦にかけて見る夢は「初夢」でめでたい夢をみると良い年になるという。 一富士ニ鷹三なすび等という。枕の下に七福神の宝船の絵を入れたりもする(回文歌 「なかきよの とをのねぶりの みなめざめ なみのりぶねの おとのよきかな」も書いてある)。 縁起物である。
また「書初め」など、初めて行うことを「~初め」 (ぞめ、はじめ)という。遊郭では最初のお客を「正月男」という。 」
年始まわりの挨拶、年賀状をおくるなどする。 正月の準備は年の瀬、年末に行われ、門松などの正月飾り、おせち料理などを用意する。 お餅、雑煮を食べたり、エビあ紅白のかまぼこ等めでたさ、縁起の良さを満喫する。
伝統的な遊びとして、凧揚げ、竹馬、羽根つき、こま回し、すごろく、ふく笑いなどがある。
とにかく、おめでたいながらも、一年が良い年であるように神仏に祈り、願い
家族などとの絆も大切にし、晴れのときをすごす一年のはじまりである。
「一年の計は元旦にあり」
7日の七日正月、15日頃の小正月などといって行事があることもある。
参考資料
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日本国語大辞典
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岩波 国語辞典
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GS美神 極楽大作戦!! (18)
他
関連項目一覧
カドマツ(門松) (正月飾り)
七草粥 (正月7日)
日本 (文化地域)
暦 (大項目)
ニサン (バビロニアの正月)
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