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タイラノキヨモリ 平清盛 たいらのきよもり >>関連項目一覧日本の歴史伝承の武将(武門棟梁[ぶもんのとうりょう])、宰相(太政大臣)。生没1118-1181年。平忠盛の長子。白河法皇の落胤とされ、母は祇園女御の妹といわれる。(懐妊後、白河院より忠盛に下賜されてその後生まれたという) 仏教、法華経への信仰(平家納経)や、厳島神社への信仰に篤かったという。 通称平相国(へいしょうこく)、六波羅殿(ろくはらどの)、入道相国、六波羅入道。 また音戸の瀬戸(広島県南西部 呉市)は平清盛の開削と伝える(日宋貿易の航路のためのもの)。音戸には経塚など清盛伝説にまつわるものなどが多いという。 父忠盛と二代で武家の地位、平家の地位勢力を大きく拡大、清盛およびその一門の繁栄は有名な言葉「平家にあらずんば人にあらず」(『平家物語』)と伝わる。 平将門のような、鋼鉄の体、オッドアイ、6人の分身、首が飛ぶ、怨霊伝説といったファンタジーな伝承は時代的にも なかったようだが、より文学的な『平家物語』を彩る英雄として伝わる。 『山槐記(さんかいき)』には、平清盛の献じた薬箱に海馬(タツノオトシゴのこと)六尾が入っていたという記録がある。 参考文献 ・ 日本国語大辞典 〔精選版〕 1 ・日本大百科全書 (執筆者: 小学館) 関連項目一覧
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