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キュクロプス Κυκλωψ (Kyklops 英語サイクロプスCyclops) >>関連項目一覧


ヘレネス(ギリシャ)神話に出てくる一つ目の巨人。ウラノスとガイアの子の中では、 最古のへカトンケイルに次いで古い種族。 優れた工匠(鍛冶)で、ゼウスに雷電を、ハーデースには、かぶると姿の消える帽子、 ポセイドンには三叉の戟(トライデント)を造り与えた。
これらのものを作ったのは3人のキュクロプス、ブロンテース(雷鳴)、ステロペース(雷光)、アルゲース(落雷)である。

オデュッセウスの冒険の時に出てくるキュクロプス、ポリュペモスが有名だが、こちらはいささか粗暴である。



1741年以降、プロイセン(現在のドイツ)国王フリードリヒ2世が、数学者オイラーLeonhard Euler[オイラーの定理などで有名]を ベルリン・アカデミーに招いていたが、国王は彼のことをあだ名で「数学のサイクロプス mathematical cyclops」 と呼んで賞賛していたという。 (この頃オイラーは片目を失明していた。後に両目とも失明)

後にファンタジー系ゲームやコミック作品などで定番の魔物として多く登場している。

 
関連項目一覧
ヘレネス(ギリシャ) 【文化地域項目】
ゼウス 【ヘレネス(ギリシャ):神】
ポリュペモス 【ヘレネス(ギリシャ):キュクロプス】

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