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ラクシュミー Lakshmi >>関連項目一覧インド神話にでてくる女神。神話に語られる霊薬アムリタを生み出すための乳海攪拌で、様々な聖なる動物、神々を生み出した。 その中で、この幸運の女神は水練の花弁の上に艶然と座った姿で出現した。 仏教での、漢訳された名は吉祥天女。 名前は「幸運と反映(特に王家に恵みをもたらす)」の意。 ヴィシュヌ神の妃。ラーマヤーナでヴィシュヌがラーマとして現れたときラクシュミーはシータとして現れた。 またヴィシュヌが侏儒に化身した時、女神は水から生まれて水蓮の花の上に浮かんだことからパドマーPadma(水蓮)ともいわれる。 繁栄や栄誉の女神、吉祥天女シュリーShriとともに太陽神アーディティヤの妻とされる。シュリーとは同一視される一面もある。 図像などでは4本の腕で、赤い水蓮の上に座った姿。左右に2頭の神像(ガジャGaja)が彼女に聖水を降り注ぐ 形象はガジャ・ラクシュミーといわれる。持ち物に水蓮をもつ。 インドの祭り、ディワーリ(Diwari)、これは10月から11月の間の新月の晩、全土で行われる光明祭、光の祭だが、 ラクシュミー女神に捧げられるもので、花火が打ち上げられ、黄昏時から家々では灯油皿に灯りをともす。 女神を招きよせるためで、灯りがよくともっている家に繁栄をもたらすという。 地方によって戸口に菓子をおく、ラクシュミーを模した小さな足跡描くこともある。庶民や承認のお祭り。 関連項目一覧
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