東北、北陸の雪国の冬の夜の来訪神。秋田では、なまはげ(なもみはぎ)という。 また石川県内浦でも「なもみはぎ」という。
「あまめ」とは怠け者の足などにできる座りだこのこと。 怠けているものを戒めようと、そのあまめを剥ぎにくる。なもみはぎも同じである。
大晦日(農事暦の年の変わり目)にニ、三人で恐ろしい顔で訪れる。家々では歓迎して家に上げ、 甘酒などでもてなす。
海沿いを中心に日本の各地に似たような伝承がみられる。 沖縄には傘で顔をかくすマユンガナシというものがある。
参考資料
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他
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary