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プトレマイオス　(英語：Ptolemaios Klaudios　トレミーPtolemy)　>>関連項目一覧


クラウディオス・プトレマイオス。ＡＤ１４０年頃のヘレネス（ギリシャ）の人物。天文学者。 トレミー(Ptolemy)はプトレマイオスの英語名。

著書「アルマゲスト」で、地球中心に天体が動く天動説をあらわした。また緯度、経度を記した地図も作った。 天動説自体はのちにガリレオやコペルニクスに否定されたが、彼の恒星、惑星の観測は立派なものだったという。
「トレミー(プトレマイオス)の48星座」を定めた。

また、「テトラビブリオン(四巻の本の意味)」を著している。 これは占星術の集大成で、それまでの数世紀の占星術の知識をまとめたもの。 世界最大の占星術の教科書といえるものだったが、16、17世紀の科学啓蒙の時代に彼の天文学占星術は信用されなくなる

しかし、プトレマイオス自身も、テトラビブリオンを書いている時、占星術の諸前提が勝手きままだと認めていた。

ヨーロッパでは近代にいたるまで科学的なものと錬金術、神秘学などは共通した学問、教養であった。

かなり余談だが、人気アニメ作品ガンダムOO(ダブルオー)の主人公側の母艦トレミーに名称が使われている。

　
関連項目一覧
ヘレネス(ギリシャ) 【文化地域項目】
プトレマイオスの48星座(トレミー星座) 【ギリシャ:星座】
ガリレオ・ガリレイ 【イタリア：星、天文学者】

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