ドイツの民話にでてくる。ドイツ語のRotは赤い、käppechenは古語で合羽の意。käppenが帽子、ずきん、フードなので、フードつき上着といった物か。 -chenは「小さいもの、かわいらしいもの」の意。
グリム童話で有名。
ドイツのシュバルムシュタットは赤ずきんのふるさとといわれるところで、伝統の民族衣装は黒い頭巾の上の赤いカップをのせたもの。
余談だが、モチーフを扱った日本のマンガ・アニメ作品では『赤ずきんチャチャ』が有名。
作家・西尾維新は『デスノート』のスピンオフ作品中で、なぜかアメリカ人の書棚に『赤ずきんチャチャ』の本を登場させている。
ほかに『おとぎ銃士 赤ずきん』もある。ずっきゅ〜ん。
格闘系ビデオゲーム『ヴァンパイアセイヴァー』のバレッタも忘れてはならない。
同じゲルマン・北欧の伝承で、タルン(かくす)カッペというかくれマント、かくれ帽子のアイテムがある。
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