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ハルパー harpe >>関連項目一覧


ヘレネス(ギリシャ)の鎌。鎌剣。紀元前7-紀元前3世紀頃のものだという。長さは40-50cm、重さは0.3-0.5kg。

英雄ペルセウスが鍛冶神ヘパイストスから授かった、 メドゥーサ(メデューサ)の首を切り落とした時の鎌はこの種の鎌だという

古代地中海世界でよくみられ、とくにヘレネス地域で用いられていた。切るためのもので刃先は弧の内側にある。

ギリシャ神話の中ではゼウスがつかまって腱を切られる時、 またウラノスが男根を切られる時も鎌が用いられている。生活用具としてナタなどにあたる刃物だったのかもしれない。

鎌ハルパー

 
関連項目一覧
ヘレネス(ギリシャ) 【文化地域項目】
武器 【大項目】
ペルセウス 【ヘレネス(ギリシャ):英雄】
ヘパイストス 【ヘレネス(ギリシャ):神:鍛冶匠】
メデゥーサ 【ヘレネス(ギリシャ):魔物、女神】

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