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ユーノー juno

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ユノとも。別名moneta。ローマ神話の天空の女神で、 ユピテル(ジュピター)の妻。 後にヘレネス(ギリシャ)神話のヘラと同一視された。

人間一人一人には生命を授けた神が守護神になると信じられ、女性の守護神のことをユーノーと呼んだ。 誕生日には自分のユーノーに供物をささげた。

多産、出産、結婚を司る。6月(June)はユーノーの月なので結婚に最適な月だとされた。 (ジューン・ブライド)

または、ユノとは人間ひとり一人に生まれた時からついている守護神で、女性につくのが ユノであるという。 この女神が生を授けてくれたのであり、誕生日には自分のユノに捧げ物をしたという。 男性の守護神はゲニウスという。

警告の女神ともされる。(モンスター参照)

参考資料

 

関連項目一覧
ユピテル (神)
モンスター (ヨーロッパ:魔物)
女神 (大項目)
ローマ (文化地域)
ヘレネス(ギリシャ) (文化地域)

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