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ラダマンテュス Rhadamanthys >>関連項目一覧ラダマンティスとも。ヘレネス(ギリシャ)神話にでてくる冥界、死の国、地獄の裁判官。 ゼウスとエウロパの子。ミーノスとサルペードーンの兄弟。 ウェルギリウスの「アイネーイス」(アエネアス)によると地獄の裁きの場は、そこで道が二股になっていて、ひとつはエリュシオンひとつは地獄へ通ずる。 そばにはピュリプレゲトン河が火炎の流れになっている。 目の前に 神々も人間も打ち破れない金剛石の門があり、わきに鉄塔があって復讐の女神の一人ティシポネが番をしている。 中では恐ろしい物音、鞭、呻き声鉄のきしむ音鎖のなる音がする。 真鍮の門がひらくと50の頭をもったヒュドラが見張り、地獄の坑(タルタロス)があり、 天が無限に高いように遥か深く穴のそこにt巨神族(ティターン)がいる。 ここでは現世の罪を隠すことはできず、罪が決まるとティシポネが罪人を鞭打って姉妹の復讐の女神へ引き渡す エリュシオンは大洋に近い西方の地上、雪、寒さを知らず、雨も降らず、爽やかな西風のみ吹きそよぐ幸福和楽の地だという。 神の恵みを受けた英雄たちは、この地で死ぬことを知らず、ラダマンテュスの支配のもと幸福な生活を送るという。 関連項目一覧
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