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ツマグ・オグンジェニ・ヴク zmag ognjeni vuk >>関連項目一覧


ボスニア、セルビアの伝承の怪物、ドラゴン殺しの英雄。名前の意味は「気の荒いドラゴン狼」。ヨーロッパの紋章にはドラゴンと狼が混成した 「ドラゴンウルフ」がある。
伝説的な15世紀の狼憑きの領主「暴君ヴク」で、この大君主は前腕に赤毛の生えた血のように赤い母斑があり、 火を吐く狼憑きだと思われていたという。

またこの地方の民謡から、彼はドラゴンの息子で、驚くほどの速さで成長し恐ろしい英雄になり、親であるドラゴンを 殺すことを運命づけられていたようだ。夜や太陽の陰る曇った昼間に狼憑きの変身をして人々を脅かしたという。

参考文献
・世界の怪物・神獣事典 (キャロル・ローズ著 原書房)
--Encyclopedia of Russian and Slavic Myth and Legend (Dixon-Kennedy,M)


 
関連項目一覧
スラヴ 【文化地域項目】
ドラゴン,竜 【大項目】
狼、ウルフ 【大項目】

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