ローマ神話の愛の女神。ヘレネス(ギリシャ)神話のアプロディテ(アフロディーテ)にあたる。名前は「美」の意味。
ヴィーナス(ビーナス)は英語読みの名であり、金星の名前でもある。また
金曜日Friday(フレイヤの日)は
ゲルマン系以外では「ヴィーナスの日 venerdì」(例:イタリア語)としている。
(そもそも1週間7曜日に惑星と神を割り当てているのは古代シュメール・バビロニアから
地中海世界へ移入したものであり、
金星女神[イシュタル]もその伝統のコピーである。
*七曜神も参照)
古代ローマの暦で4月、アプリリス月はウェヌス女神の月である。
また「ミロのヴィーナス」など、古代の女神、美女の図像が「...のビーナス」と呼称されることもある。
参考資料
・
故事名言・由来・ことわざ総解説(自由国民社)
・日本大百科全書 (執筆者: 小学館)
関連項目一覧
ヘレネス(ギリシャ) (文化地域)
ローマ (文化地域)
星、星座 (大項目)
(C) 幻想世界神話辞典 - GENSO SEKAI Myth dictionary