ヘレネス(ギリシャ)の神話における、オリュンポス神族の不死の身体に流れる「神血」。
トロイア戦争の叙事詩の中ではアイネイアースとディオメーデースが戦った時、アイネイアースの危機に
母の女神アプロディーテーが現れ戦場から連れ出そうとしたがディオメーデースは女神に鋭い槍を突き出し、
女神の掌のつけ根の白い肌を傷つけ神の血イーコールが流れ出たという。
戦いと無縁の女神アプロディーテーはオリュンポスに逃げ帰ったがアポローン神がアイネイアースを庇い
トロイアの城内へ連れ去ったという。
参考資料
・
ギリシア神話 (上,下) (呉茂一:著 新潮文庫)
・聖闘士星矢 EPISODE・G (車田正美[原作] 岡田芽武:著 秋田書店)
参考資料
他
関連項目一覧
ヘレネス[ギリシャ] (文化地域)
血にまつわる神話
吸血鬼、ヴァンパイア (大項目)
アッティス (プリギュア:神:美少年) [男根から流れた血から植物]
カケツシントウ(化血神刀) (中国:武器:宝貝))
クヴァシル (ゲルマン,北欧:)[血の酒]
シチシガ (ポルスカ:魔物)[血を吸う魔物]
ステワ・ルトゥ (ブータンの怪物)[血を吸う魔物]
ロンギヌスの槍 【キリスト教:槍】[血の奇跡]
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